人間性を高められる環境
私は、大阪女学院中学校・高等学校で6年間を過ごし、神戸学院大学での学生生活を経て、株式会社アカカベにて調剤薬局の薬剤師として勤務しています。
大阪女学院では、年間を通して様々な行事があります。それらの行事を通して、生徒同士で意見を出し合ったり、作文または感想文の作成があったりと、自分の考えを問われる場面が多くありました。初めは、自分の意見をうまく伝えられなかったり、相手の意見を受け入れられなかったりと苦労しましたが、自由な環境を与えてくださった先生方や個性豊かな友人たちとの出会いもあり、状況を把握し、その状況を考察する力、そしてそれを自分の言葉で表現する力や、自分と違う意見を受け入れていく力を身に付けていったように感じます。このことは、私がひとりの人間として生きていく上で最大の力となったように思われます。
現在、薬剤師は調剤室を出て、病棟や在宅といった場所でも活躍が期待されるようになりました。このような場所では、患者様をはじめ医師や看護師など様々な医療スタッフとのコミュニケーションが重要になってきます。大阪女学院で培った能力を活かし、6年間一貫して教えていただいた「愛と奉仕」の精神で日々邁進して参りたいと思います。