石黒莉奈

 私は夏休みに姉妹校であるシドニーのRavenswoodに1ヶ月間の留学をしました。私にとっては、これまでで1番濃くて楽しい4週間でした。
 学校での授業の様子は、日本とはまったく違っていました。先生が一方的に一時間話すというのではなく、対話型で進められていて、先生と生徒との距離がとても近いように感じました。生徒はみんながそれぞれのノートパソコンを持って来ていて、ほぼノートを使っていなかったことは驚きでした。また、テストではなく、グループで調べたことをプレゼンすることで評価をつける授業などもあって、私にとって毎日が刺激的でした。学校には生徒用のジムがあったり、教室が全室オートロックであったりということにも驚きました。
 英語に関しては、初めの1週間は耳が先生や友達の速いスピードについていかず、何について話をしているのかさえ分からない自分がとても情けなく感じました。けれども2週間、3週間と過ごしていくうちに、少しずつですが確実に聞き取れる量が増えてきているのを実感できるようになり、会話が弾むようになったことは嬉しかったです。また、オーストラリア英語は訛りがあると聞いていましたが、そんなことはまったくありませんでした。
 学校では、クラスメイトとランチタイムに友達の誕生日を祝ったり、日本語を教えるかわりにスラングを教えてもらったり、オーストラリアで人気の曲をおしえてもらったりもしました。放課後にはカフェでお茶をしたり、アイスを食べに行ったり、友達の誕生日会に行ったりといった何気ない毎日がとても楽しかったことが心に残っています。世界各国からの留学生たちとのexcursionも良い思い出です。
 私のホストファミリーは、マザー、ブラザー、シスターのハンナ、いとこの4人家族でした。休日には、ブルーマウンテンやハーバーブリッジに連れて行ってもらいました。熱心なクリスチャンで毎週教会にも一緒に通いました。
 私はこの留学で、自分の意見をしっかり持つこと、それを主張することの大切さを学びました。その一方で、日本のことを伝えられるように、もっと学ぶ必要があることを身に沁みて感じました。また、この1ヶ月の間に自分の将来について考え直し、明確な目標と課題を見つけるとともに、英語が好きだと言うことを再認識することができました。この気持ちを忘れずに、次の目標に向かって努力していきたいと思っています。
 この留学で出会って仲良くなった友達とは、これからも連絡を取り続け、またいつかシドニーに会いに行きたいです。
 このプログラムを与えてくださり、関わってくださったすべての方に感謝しています。