大阪女学院の学びLearning
国際理解・英語教育

自分らしさを生かして世界とつながる
異なる文化を適切に理解し、一人ひとりの個性を尊重することが国際理解の基盤です。国際理解を大切にする人は、多言語社会をしなやかに生きていくことでしょう。大阪女学院では、国際理解教育によって国際感覚を養いながら、コミュニケーションに必要な英語力を身につけるさまざまなプログラムを用意しています。
先進的な英語教育
基礎から学び、コミュニケーションのための英語へ
大阪女学院は、言語についてのスクールポリシー(学校の方針)を定めており、そこには、英語を日本語に次ぐ第二使用言語とすることが謳われています。大阪女学院では、英語の授業だけではなく、さまざまな行事や学校生活の中でネイティブスピーカー教員と会話をするなど、日常的に英語を使用する環境があります。入学当初は、自身を持って英語を話せない生徒が大半です。基礎から英語を学び、表現力とコミュニケーション能力を々実に伸ばせるシステムが大阪女学院にはあります。大阪女学院の英語教育のルーツは古く、学校を設立したアメリカ人宣教師がコミュニケーションのための英語教育を実践していたことに遡ります。その教育の伝統は綿々と受け継がれているのです。
POINT.1中高一貫教育を生かしたネイティブスピーカーによる授業
英語の授業のほかに、アクティブコミュニケーション(AC)という独自の科目を1990年より設けており、中学1年より、ネイティブスピーカーによる授業が始まります。中高一貫の利点を生かし、高校入学後も段階的に実践的な英語を学んでいきます。異文化への理解を深めるとともに、英語でのコミュニケーションに必要な力を養成します。
POINT.2英語運用能力測定に挑戦
中学では英検を、また高校では英検と留学に必要なIELTSでの高評価を目指して学びを展開します。自身の志望する進路に必要とされる検定試験の受験が奨励され、高得点に必要な英語運用能力の醸成を目指した英語の授業が行われています。
POINT3学校生活に密着した英語を使う環境づくり
高等学校英語科では、授業時間以外にも英語に親しむ機会として、英語礼拝、英語だけで過ごす英語キャンプ(高1)、マルチカルチャーデイ(高2)などを設けています。また在日留学生とディスカッションやプレゼンテーションの実践を集中的に学ぶGlobal Studies Program(高2)、その準備のためのプレプログラム(中2)を行います。
多彩なプログラム

夏期海外研修(中3〜高2)
夏休みを利用し、カナダやニュージーランドなどでホームステイをしながら現地の大学の施設で語学や異文化を学ぶプログラムを毎年準備しています。毎年多くの生徒が参加し、人間的にも大きく成長しています。

国際特別プログラム
中学校では国際特別入学生・帰国生・CEFR A2以上の英語能力取得者を対象に、英語コミュニケーション力を向上する活動として、プレゼンテーションやディスカッションなど、さまざまなアクティブティを週1回放課後の時間に行なっています。

留学プログラム
世界中の国と地域へ毎年約10名の高校生が留学へ飛び立っています。3ヶ月間の中期留学、そして約10ヶ月の年間留学があります。なれた環境を離れ、あらゆる困難を一人で乗り越える経験は、生徒を将来の目標を明確に持ち自己表現ができる自立した女性へと成長させています。この経験を糧に希望の進路を叶える生徒が多く、中には海外大学へ進学する者もいます。

留学生受け入れ・姉妹提携校
YFU(Youtu for Understanding)から、年間留学生を毎年受け入れています。さまざまな文化圏から集まった留学生との日常的な交流を通して、異文化理解と日本文化理解を深め、互いを尊重し合う心を養っています。また、オーストラリア・シドニーにある私立女子学校 Ravenswood School for Girlsと姉妹校提携を結んでいます。
Ravenswood School for Girls国際理解を深める専門コース

高等学校 国際バカロレアコース
2018年度入学生からスタートした高等学校 英語科の国際バカロレアコースでは、平和の実現に貢献する国際感覚を身につけた人の育成に大きく寄与しています。本校は大阪で初の日本語ディプロマの認定を受けています。
国際バカロレアコース