大阪女学院中学校Junior High School

カリキュラム

一人ひとりの進路に対応することができるカリキュラム

中学校では特別のコースを設けず、全員が同じカリキュラムで授業を行います。
生徒一人ひとりが、将来の自分の生き方や進路を考えていく際に、高等学校への複数の選択肢に対応できるように考えられています。

中学校カリキュラム

科目ごとの指導内容

創立者ヘール宣教師一家の志、新約聖書のイエス・キリストの生涯を通して人を愛する生き方、また旧約聖書から神を畏れて生きる知恵を学びます。

歴史は1年次から3年次に、地理は1年次と2年次に概要を学習し、基礎学力を身につけて高校に備えます。公民は3年次に政治・経済・国際社会等に関する基礎的な内容を現代史と併せて学習します。

教科書の内容を理科1(物理・化学分野)と理科2(生物・地学分野)に分けて授業を行っています。2つの実験室では教科書の内容の多くの実験を実際に自分で行います。また、ひとり1台の光学顕微鏡と実体顕微鏡を設置し、様々な顕微鏡観察を通して興味関心を引き出していきます。授業での知識を用いて、実験・観察を行い、科学的な思考を養っています。

1年次から少人数分割授業を実施しています。きめ細やかな事業で、生徒一人ひとりの能力を引き出します。

様々な文学作品に取り組み、読解力を伸ばします。また、弁論大会を通じて自分の考えを構築し、表現する力を養います。3年次には校内で狂言を鑑賞し、伝統芸能に親しみます。

言語を習得するプロセスを重視して、無理なく授業が展開され、英語での高いコミュニケーション能力を培います。2年次から、少人数で行われる授業によって英文速読の力をつけ、加えてスピーチ力、プレゼンテーション力を養います。

歌唱とリコーダーの実技を中心に、楽典、鑑賞の学習を取入れながら感性を育てています。また、クラスごとにハーモニーを創り出す合唱祭を行っています。

18歳成人を踏まえて家庭生活や消費生活、経済活動の基礎知識を学び、衣食住を中心とした作品製作や、実習を行います。

1年次は「見つける」、2年次・3年次は「触れる」をテーマに、絵画、彫刻、デザイン、陶芸など多彩な分野の創作に取り組みます。

心身ともに健やかな生活を送るために必要とされる基礎的な身体能力や、身体に関する知識をスポーツ競技や講義を通して身につけます。

学習サポート

授業以外の単元、個人補習のほか、学期末の特別編成就業、1・2年対象の学習サポート等、各自の学習状況に合わせたサポートも行なっています